作家・乗代雄介さんを講師に迎えた写生文ワークショップの参加者による風景スケッチ作品集です。風景をよく観察して文章に起こすことの楽しみを教えてくれる一冊です。 「黒い川鳥が首まで川に浸かっている——と、目を離すといなくなった。魚をつかまえに潜ったんだろうか。出てくるまで見ていようと、川面に集中したが、現れない。川下二十メートルほどで再び身体を沈ませた鳥を見にしたが、同じ鳥だろうか。もう一度岡山城を見上げると、昇り龍のような雲がたなびいて天へのびていた」（ワークショップ参加者・大黒由貴による写生文）『風景を綴る』おかやま旅筆会　

「水路はこうして地区の人たちが共同で管理しているという。急流鎮川の水は土砂や時には大きな石も運んでくる。水路を使い続けるために定期的な手入れは欠かさない。 『流すよー。』 　誰かのかけ声のあと水門が開く。まるで体の中を流れる血液のように山から川、水路を通じて村へと水が巡りだす。 　そして、最初にシャッターを私は切った。」 『私蔵版　鎖、川』　高橋侑哉　ハンザキ書房 表紙の小窓から覗くのは山煙。 手製本で出来たざらざらとした質感の35mmフレームをめくると、長野県朝日村の風景が目の前に現れます。こちらの本は、村のスタジオに滞在しながら自然や人々をシャッターに収めた写真家・高橋侑哉さん(@yuya_of_iyama )の作品集です。 彼は、というと、そう！　放蕩書店の店主を撮影いただいた、あの高橋名人です。 動的なものが一枚の写真の中で絶えず繰り返されているリピート。そんな《揺らぎ》の瞬間を捉える眼があるかたなのだと、モデルとして撮影していただきながら感じました。 『鎖、川』はドキュメンタリーな撮影を本分とする彼の技巧が発揮された一冊。 また製本方法も特殊で、また手製本のため同じものは二つとありません。 そのため限定５０部なんだとか。作っていくうちに仕様が鎖のように連なりながら、リズミカルにマイナーチェンジしていくそうです。

近代芸術論の基点となった本書は、ギリシア彫刻＜ラオコオン群像＞を題材に文学と造形美術を対比し、両者の限界と本質を明らかにする。 ［店主］芸術における時間と空間について読み解いた、現在の小説にも耐えうる強度のある文学論です。 1984年7刷。岩波文庫。状態は概ね良好です。確認の限り書き込みございません。帯付きです。簡易クリーニング済。ビニール防水梱包発送。ポスト投函。古本はすべて店主が読み終えたリサイクル品です。万が一商品に不備がございました場合は返金等、誠実に対応させて頂きますので宜しくお願い致します。イベント販売もしているので、もしかしたら在庫切れの場合もあるかもしれません。ご容赦ください。

特異な競馬哲学を展開する寺山修司の人生ノンフィクション 昭和五十五年三版。角川文庫。カバーと本文にヤケ。確認の限り書き込みございません。万が一商品に不備がございました場合は返金等誠実に対応させて頂きますので宜しくお願い致します。帯や付属品等は基本ついておりません。簡易クリーニング済。ビニール防水梱包発送。ポスト投函。古本はすべて店主が読み終えたリサイクル品です。店舗販売もしているので、もしかしたら在庫切れの場合もあるかもしれません。ご容赦ください。

カバーにスレあり。本文の最後に蔵書印あります。書き込みなし。本文を読むのには問題ありません。 簡易クリーニング済。ビニール防水梱包発送。ポスト投函。古本はすべて店主が読み終えたリサイクル品です。イベント販売もしているので、もしかしたら在庫切れの場合もあるかもしれません。ご容赦ください。

中古品ではございますが、良好なコンディションです。簡易クリーニング済。ビニール防水梱包発送。ポスト投函。古本はすべて店主が読み終えたリサイクル品です。イベント販売もしているので、もしかしたら在庫切れの場合もあるかもしれません。ご容赦ください。