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フィクションと日記帳 私らは何を書き、読み、引き継いでいるのか?/山本浩貴
¥1,100
私もいま読み途中ですが、面白いです。一日一ページの日記帳を買ってはやめ、、、を繰り返していたのですが、日付によって、同じ今を生きているということによって、全く違う他人と同期してしまうことが、社会で安易には肩の並べられない自分が感じる居心地の悪さなんだと思います。本を読んでいると常々、向こう側から見返される経験があります。それは自分と地続きな理解できる人間ではなく、不理解な存在で、私はふるいにかけられる緊張感にいつも自分を晒していたい。そこには時代も日付も関係ない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 近年ささやかなブームと言われる〈日記〉。 それはただ一過性のものなのか、それとも大きな時代的変化によるものなのか。 日記を「表現の最小モデル」と捉え、小説・詩歌を中心にさまざまなジャンルで活動を展開してきた「いぬのせなか座」主宰の山本浩貴が、『文藝』『文學界』など各所で発表した〈日記〉論を一冊に集成。 【目次】 はじめに フィクションと日記帳――日記(本)から往復書簡、書く宛先をつくること ささやかな「本当らしさ」からこの世界そのものの「フィクション」へ――日記/ホラーブームと『恐怖心展』『魔法少女山田』 それが「作家」の「日記」と呼ばれること、あるいは「過剰な現在」を生きる苛々やヘトヘトやよろこびについて 日記と重力 座談会9 日記、動員、後世、私の生…(抜粋) 【概要】 著者:山本浩貴(いぬのせなか座) 書名:『フィクションと日記帳――私らは何を書き、読み、引き継いでいるのか?』 サイズ:A5判型 ページ数:88ページ 発行:いぬのせなか座 編集・装画:山本浩貴(いぬのせなか座) 装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h(いぬのせなか座) 発行日:2025年11月23日 (引用元URL:https://note.com/inunosenakaza/n/n31bd862e3cb0)
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人間観察 vol.1 サイゼリヤ/しろくま舎
¥1,000
サイゼリヤ✕13人=??? 自由すぎる文芸誌、できました。 雑誌『人間観察』は、毎号ひとつのテーマを掲げ、それに沿って「人間」をさまざまな角度から観察・表現する文芸雑誌です。小説、エッセイ、詩、評論、漫画──ジャンルは様々。テーマにさえ沿っていれば何でもありの、まさに“闇鍋”のようなごった煮雑誌を目指しました。 記念すべき創刊号は、みんな大好きなイタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」の特集です。低価格ながらコストパフォーマンスは抜群。美味しくて満足度も高い。そんなサイゼリヤに、日頃からお世話になっている方も多いのではないでしょうか? 本誌では、さまざまな角度や切り口から、サイゼリヤを徹底的に観察していきます。 著者(掲載順): しらい弁当・サカナ文庫・イトウシエリ・no-suke・さじや・ISBbooks イソベスズ・桑名陽・すえだべべ・朝霧サトカ・城主ペネロペ・そのひぐらし商会 RIKO・書肆 海と夕焼 柳沼雄太・宗沢香音・しろくま舎 品場諸友 表紙イラスト: はるやまひろし (URL:https://c.bunfree.net/p/tokyo41/56069) 人間観察 vol.1 サイゼリヤ * 書籍|B6 * 152ページ * 1,000円 * https://www.instagram.com/qua… * 2025/11/23(日)発行
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暴力論/ 高原 到
¥2,607
いじめ、ハラスメント、性暴力、ヘイトクライム、テロ、戦争、原爆、ジェノサイド……私たちの日常は、常に大小の「暴力」に曝されている。いったい何が暴力を起動させるのか――大江健三郎「政治少年死す」、大岡昇平「俘虜記」、柄谷行人「日本近代文学の起源」、武田泰淳「第一のボタン」、井伏鱒二「黒い雨」、奥泉光「石の来歴」、原民喜「夏の花」、ジョージ・オーウェル「1984年」、ジョナサン・リテル「慈しみの女神たち」など、内外の優れた文学に現れた「暴力」を緻密に追究することによって、闇に包まれたその根源へと迫っていく。群像新人賞評論部門優秀作を受賞しデビューした気鋭が真正面から挑む、力作評論! (参考URL:https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000354348)
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工場日記/シモーヌ・ヴェイユ
¥1,430
新進のうら若き女性哲学教師が教職をなげうち、未熟練の女工として工場に飛び込んだのは、市井の人びとの疎外状況を身をもって知るため、というだけではなかった。「人間のありのままの姿を知り、ありのままを愛し、そのなかで生きたい」という純粋かつ本質的な欲求による、やむにやまれぬ選択であった。だが、現実には激しい労働と限りない疲労に苛まれ、心身は限界に達する。過酷な日々を克明に綴った日記は問いかける、人間性を壊敗させる必然性の機構のなかで、はたして人間本来の生は可能なのか―。 シモーヌ・ヴェイユ ( ヴぇいゆ,しもーぬ ) 1909-43年。フランスの実存的思想家。ユダヤ系医師の家に生まれ、高等師範学校卒業後、高等中学校の哲学教師となる。34年から1年間アルストム、ルノー等の工場で労働、『工場日記』を遺す。スペイン内戦では人民戦線側で戦う。38年ソレムの修道院で「キリストの受難」の思想を学ぶ。40年のパリ陥落後マルセイユでペラン神父らと親交。42年、アメリカに亡命するも、自由フランス政府で働くべくロンドンに渡り客死。著書に『根をもつこと』『重力と恩寵』『ヴェイユの哲学講義』などがある。 (参考URL https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480096463/)
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鬱病日記/杉田俊介
¥1,650
推薦:坂口恭平氏 「杉田俊介が生きはじめたと思えて、僕は嬉しかった。からだが気づいて鬱になる。だから、これは本を書くように本を読む人の、自分のからだの読み方だ。本当にきついときに皆に読んで欲しい福音書。」 Xを中心にSNSでも大反響! オンタイムでWeb上に公表された克明な鬱病体験記。透徹な視線で赤裸々な心情を丹念に描写する、「創作論」。 【著者より】 現代は鬱病の時代であると言われます。誰もが鬱病になる可能性を持っているとも言われます(風邪/骨折/癌などのように)。そのわりには、鬱病者が具体的な生活の中でどんな困難を強いられ、心の中でどんな葛藤や絶望を抱え込んでいるのかは、案外まだ十分には知られていないのではないでしょうか。その意味では、このささやかな本は、読者の皆さんにとって、鬱病者の内面や生活経験を知るための一つの材料、小さなヒントになるかもしれません。 ──────────────────────── 【目次】 まえがき 2023❖12月 2024❖1月 2024❖2月 2024❖3月 2024❖4月 2024❖5月 2024❖6月 2024❖7月 2024❖8・9月 あとがきに代えて ◇杉田俊介(すぎた・しゅんすけ) 1975年生まれ。批評家。『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)でデビュー、以後、障害者支援NPOで働きながら文芸評論や労働/貧困問題について著述。現在は執筆活動に専念。すばるクリティーク賞選考委員、雑誌『対抗言論』編集委員。元フリーターズフリー(現在は解散)組合員。著書に『人志とたけし』(晶文社)、『宮崎駿論』(NHK出版)、『非モテの品格』『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か』(集英社新書)、『ジョジョ論』『戦争と虚構』(作品社)、『安彦良和の戦争と平和』(中公新書ラクレ)、『ドラえもん論』(Pヴァイン)、『無能力批評』『ジャパニメーションの成熟と喪失』(大月書店)、『橋川文三とその浪曼』(河出書房新社)ほか。 (参考URL https://www.shobunsha.co.jp/?p=9087)
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置き配的/福尾匠
¥2,310
コロナ禍以降、社会は置き配的なものとなった―― 「紀伊國屋じんぶん大賞2025 読者と選ぶ人文書ベスト30」の1位に輝いた気鋭の批評家が放つ最初にして最高の2020年代社会批評! 群像連載の「言葉と物」を単行本化。酷薄な現代を生き抜くための必読書! 「外出を自粛し、Zoomで会議をし、外ではマスクを着け、ドアの前に荷物が置かれるのに気づくより早く、スマホで通知を受け取る。個々人の環境や選択とはべつに、そのような生活がある種の典型となった社会のなかで、何が抑圧され、何が新たな希望として開かれているのか。そうした観点から、人々のありうべきコミュニケーションのかたちを問うこと、それがこの本のテーマです。(中略) つまり、狭義の置き配が「届ける」ということの意味を変えたのだとすれば、置き配的なコミュニケーションにおいては「伝える」ということの意味が変わってしまったのだと言えます。そして現在、もっとも置き配的なコミュニケーションが幅を利かせている場所はSNS、とりわけツイッター(現X)でしょう。保守とリベラル、男性と女性、老人と若者、なんでもいいですが、読者のみなさんもいちどは、彼らの論争は本当に何かを論じ合っているのかと疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。 (中略)置き配的な社会を問うことは、書くことの意味を立ち上げなおすことにも直結するはずです。」(本文より) (参考URL:https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000416413)
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書く、読む、生きる/古井由吉
¥1,650
一行も書けなくなるような 境地がある。そこにさらされたとき、 その奥から何かが見えてくる。 日本文学界の巨星が遺した 講演録、未収録エッセイ、芥川賞選評を集成。 深奥な認識を唯一無二の口調、文体で語り、綴る。 解説=築地正明「作家の声に耳を澄ます」 カバー装画=諏訪敦「古井由吉ver.3」 作家稼業、書くことと読むこと、日本文学とドイツ文学、近代語と古典語、翻訳と創作、散文と韻文、口語と文語、「私」と「集合的自我」、夏目漱石『硝子戸の中』『夢十夜』、永井荷風、徳田秋聲『黴』『新世帯』、瀧井孝作『無限抱擁』、馬と近代文学、キケロ、シュティフター、ゴーゴリ、ジョイス、浅野川と犀川、疫病と戦乱、東京大空襲、東日本大震災、生者と死者――。 【目次】 I 書く、生きる/読むこと、書くこと/作家渡世三十余年/ドイツ文学から作家へ/翻訳と創作と/小説の言葉/言葉について/凝滞する時間/秋聲と私/野間宏と戦後文学/わが人生最高の十冊/ここはひとつ腹を据えて II 読書ノート(『ヴイヨンの妻』太宰治著、『東京焼盡』内田百閒著/牧野信一と嘉村礒多/『無限抱擁』瀧井孝作著)/読書日記/無彩の町に紺・黒・柿色/無知は無垢/森の散策(『老境について』キケロ著/『天の川幻想』小泉八雲著/『中世知識人の肖像』アラン・ド・リベラ著/『死者のいる中世』小池寿子著/『愛日』高井有一著/『東語西話――室町文化寸描』今泉淑夫著/『ディカーニカ近郷夜話』ゴーゴリ著)/馬の文化叢書 第九巻「文学――馬と近代文学」解題/土手――幻想の往来/バラムの話/思い出の映画『リチャード三世』/『硝子戸の中』から/「この人・この三冊」シュティフター/昨日読んだ文庫/出あいの風景(たずねびとの時間/雨の朝 暗い日常/童顔/自分を探す/キャロ)/生前のつぶやき/浅野川/水の匂いの路筋/破られぬ静寂のなかへ/だから競馬はやめられない/馬券的中の恐ろしさ/言葉の失せた世界/鐘の声/日記/我が病と世の災いと III 芥川龍之介賞選評(自縄自縛の手答え/「欠損」をめぐる文学/アンセクシュアルな現実/融合と分離と沈黙と/「ぼく」小説ふたつ/失われたことへの自足/百回目は――/行き詰まればこそ/雑感/感想/LOVEの小説/選評/「暴力の舟」を推す/無機的なものをくぐって/試みるうちに超える/寂寥への到達/虚構への再接近/難所にかかる/選評/終息なのか先触れなのか/屈伸の間/漂流の小説/転機にかかる/騒がしき背理/見取り図の試み/現在と遠方と/冒険の旅立ち/実際の幽明/あぶない試み/停滞のもとで/水の誘い/穏やかな霊異/「悪文」の架ける虹/対者を求めて/意識と意志/意識の文学/がらんどうの背中/例話の始まり/尚早の老い) 解説 作家の声に耳を澄ます 築地正明 (参考URL:https://www.soshisha.com/book_search/detail/1_2479.html) (参考URL:https://www.amazon.co.jp/文庫-書く、読む、生きる-草思社文庫-ふ-5-2/dp/479422768X/ref=sr_1_1?adgrpid=113196521942&dib=eyJ2IjoiMSJ9.gjS0lUejavXzsiYfHl7pYevvalHEQt6TjpuFWaCBSv5DZZ5UL7k_tZBl5zxbPexUIuM_ICmKisSk_Pi2cY-wqblB9bwpf68OFf3gPPfDiH7vfnN7OpuwH7sIwET51uPQkGN5g_Aawd51p0C9_xMryQ.vgGoYo36OI-9P0VWUWRaHwSWGhaTGMpzrMMFKicPW5o&dib_tag=se&hvadid=651372018947&hvdev=c&hvexpln=0&hvlocphy=1009311&hvnetw=g&hvocijid=2518381199105002782--&hvqmt=e&hvrand=2518381199105002782&hvtargid=kwd-1156631974076&hydadcr=26041_13610464&jp-ad-ap=0&keywords=書く読む生きる&mcid=01e1c75c32b0344d95ecbfe704e36e65&qid=1765178685&sr=8-1)
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もうすぐ絶滅するたばこについて/ちくま文庫編集部
¥880
けむりにたゆたうひと時だった愛おしい――もはや絶滅寸前といわれる煙草飲みたちが、煙草への想いやあこがれ、禁煙の試みなどを綴ったユーモアとペーソスあふれるアンソロジー。「僕は体の健康よりも魂の健康や」「私は幼稚園に上がる前から煙草を吸ってゐる」などの名言も飛び出す、プカプカたのしい一服エッセイ。 はじめに Ⅰ たばこすふ煙の垂るる夜長かな 芥川龍之介 人生は煙とともに 開高健 喫煙者の受難 中島らも タバコと私 遠藤周作 私とタバコ 高峰秀子 けむりの行衛 檀一雄 煙草 松浦寿輝 「文士と酒、煙草」 夏目漱石 煙草の人たち 久世光彦 仕事終わりに髪からたばこの香りが鼻をかすめるこの人生も気に入っている ヒコロヒー ぼくのたばこ 荒川洋治 喫煙者にとっても非喫煙者にとってもうれしいタバコ 米原万里 乞食時代 吉田健一 たばことライター 佐藤春夫 我が苦闘時代のたばこ 赤塚不二夫 煙草あれこれ(抄)丸山薫 パイプ 杉本秀太郎 パイプ礼讃 澁澤龍 パイプの話 安西水丸 憧れのパイプ、憧れの煙管 あさのあつこ 色里の夢は煙か 杉浦日向子 葉タバコの記憶 安岡章太郎 煙草ぎらひ 堀口大學 Ⅱ 煙草の害について 谷川俊太郎 嫌煙 なぎら健壱 けむたい話 山田風太郎 たばこ 常盤新平 喫煙 別役実 たばこ規制に考える 池田晶子 喫煙の起源について。 内田樹 煙管の雨がやむとき 柳家喬太郎 Ⅲ タバコをやめる方法 安部公房 禁煙の快楽 島田雅彦 非喫煙ビギナーの弁 東海林さだお 禁煙免許皆伝 小田島雄志 煙草との別れ、酒との別れ(抄)中井久夫 禁烟 斎藤茂吉 タバコと未練 赤瀬川原平 元煙草部 いしいしんじ 煙歴七十年 内田百閒 ののちゃん 7218 いしいひさいち 時の流れと煙草と 三國連太郎 (参考URL:https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480440112/)
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等身大パネル/ヤソメユウヤ
¥1,000
2019年頃から街で見かける等身大パネルの存在が、ずっと気になっていました。撮り溜めた写真をもとに、「なぜこんなにも惹かれるのか?」を自分なりに掘り下げた一冊です。また、昔から好きだった保育社の〈カラーブックス〉シリーズの体裁をヒントに、「もし今あのシリーズが復刻したら?」という想像のもとに制作しました。 オザケンの“ベティ・ライト”ばりにサンプリングしています。〈カラーブックス〉があまりに「ラブリー」なので、どうかご容赦を。 [書誌情報] タイトル:等身大パネル 著者:ヤソメユウヤ 価格:1000円(税込) 刊行日:2025年11月1日 判型:B6判/ZINE 頁数:62P (引用元URL:https://note.com/yasomeyuya/n/n9bf1c840b971)
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モネ 庭とレシピ/林綾野
¥1,760
こだわりの巨匠のあまりに完璧な終の棲家! お気に入り料理を再現、レシピ21点掲載 <収録作品> モネ家の庭の小道、ジヴェルニー/梨と葡萄/七面鳥/藤/薔薇/黄色いアイリス/睡蓮/菊 など19作品 <再現レシピ> ネギとジャガイモのスープ/農家風ニンジン/ポークチョップのフォワイヨ風/牛肉の直火焼き/タラのブイヤベース/栗のガトー/グリーンケーキ など21点
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ぬいぐるみの愛しかた/袴田実穂
¥1,540
ぬいぐるみにも心があると信じてやまない 大人のための、本気の「ぬい活」ガイドブック。 ******************** 仕事や学校、ご近所付き合い…… 周囲の視線にそわそわしたり、平気なふりして笑ったりと 無理した人間関係にちょっと疲れてしまったあなたへ ふんわり寄り添うぬいぐるみたちは 決してあなたを裏切らない、はず。 そんな癒しの存在に、もしも心があったなら 彼らは私たちのことをどう思っているのでしょうか? 生活のどんな場面で心おどらせ、また落ち込み、 よろこんだり悲しんだりしているのか、 彼らの気持ちを真剣に考えてみました。 信じていればすこしだけ孤独が埋まる、ような気がする やさしい眼差しに目を向けた1冊です。 ──ぬいは私たちがやさしい心を忘れない限り、 ずっと変わらずそばにいてくれます(本文より) (参考URL:https://www.amazon.co.jp/dp/481091366X?ref=cm_sw_r_ffobk_cp_ud_dp_QKMQASFGBKK08EX59VFT&ref_=cm_sw_r_ffobk_cp_ud_dp_QKMQASFGBKK08EX59VFT&social_share=cm_sw_r_ffobk_cp_ud_dp_QKMQASFGBKK08EX59VFT&bestFormat=true (参考URL:https://note.com/seigetsusha/n/n73fa7ae3d9a8)
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涅槃キーホルダー
¥800
放蕩くんが涅槃をしているところのキーホルダーです。 足元にはおだやかな魚をはべらせています。 左右には本、、、、 店主は中学生のころ、左右に本を持って同時読みするのがかっこいいと思っていました。 ダブル・ブッキング(並行読書)!
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『家出! 放蕩記 月刊宗沢香音vol.2』
¥1,200
「放蕩書店」を営む店主かつ書き手、宗沢香音が、家出してからわずか10日で新居を手に入れた、その奮闘劇をリアルに綴ります。さらに本書には、これから家出・失踪を計画中の方へ、指南『家出をする君へ』や支援措置の掛け方など実務的なガイドも収録。ほか小説二篇、星占い、漫画もたっぷり詰め込んだ、全50ページの雑誌風の一冊です。 仕様:A5/P50/雑誌フォーマット/1200円(予定) 【特設サイトはこちら】https://www.houtoubooks.com/iedeue
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知育ZINEシリーズ① 左手の飼い方
¥700
『左手の飼い方』宗沢香音 一人暮らしを始めた私には、ペットを買う金がなかった。ましてや、たまごっちを買って電子配列をわが子にせしめる金すらなかった。考えてもみてほしい。収入の不安定な社会不適合者には、ペットが一生をとげるまでの(少なくとも2、3年ものあいだ)生命を維持するための餌代や病気をしたときの医療費をとっさに出せるほど、裕福ではない。 そこで私は思いついた。そうだ、左手を飼えばいいんだ! 左手飼育環境についてや左手過激派組織への潜入レポなど——古今東西の文献を頼りに左手愛が爆裂したSF ZINE ! 仕様:B5判変型/P30/700円 著・宗沢香音 B5半サイズ
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畑ニ居リマス 2025spring
¥1,500
素朴に心や知性を肥やしていくための雑誌 川口好美(批評家)/川村のどか(批評家)/関 寧花(詩人)/宗沢香音(本屋) 1号は書肆 海と夕焼 柳沼雄太さんをお迎えし「生きる演技」町屋良平の読書会を収録。 A5サイズ・全90ページ
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私蔵版 鎖、川
¥1,800
「水路はこうして地区の人たちが共同で管理しているという。急流鎮川の水は土砂や時には大きな石も運んでくる。水路を使い続けるために定期的な手入れは欠かさない。 『流すよー。』 誰かのかけ声のあと水門が開く。まるで体の中を流れる血液のように山から川、水路を通じて村へと水が巡りだす。 そして、最初にシャッターを私は切った。」 『私蔵版 鎖、川』 高橋侑哉 ハンザキ書房 表紙の小窓から覗くのは山煙。 手製本で出来たざらざらとした質感の35mmフレームをめくると、長野県朝日村の風景が目の前に現れます。こちらの本は、村のスタジオに滞在しながら自然や人々をシャッターに収めた写真家・高橋侑哉さん(@yuya_of_iyama )の作品集です。 彼は、というと、そう! 放蕩書店の店主を撮影いただいた、あの高橋名人です。 動的なものが一枚の写真の中で絶えず繰り返されているリピート。そんな《揺らぎ》の瞬間を捉える眼があるかたなのだと、モデルとして撮影していただきながら感じました。 『鎖、川』はドキュメンタリーな撮影を本分とする彼の技巧が発揮された一冊。 また製本方法も特殊で、また手製本のため同じものは二つとありません。 そのため限定50部なんだとか。作っていくうちに仕様が鎖のように連なりながら、リズミカルにマイナーチェンジしていくそうです。
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HOUTOU
¥1,300
【新刊情報】 放蕩シールのイラスト集が放蕩書店から出版されます。 20枚のめっかわなイラストと各イベントの感想でみっしりなライナーノーツもお楽しみいただける、A5スクエアサイズの手のひら画集です。 「途中から雨が降ってきて屋根下へ移動しようとしたとき、ぼんやりしたまま躓き、たくさんの古本を床にこぼしてしまった。するとすかさず、ぬっと複数の手が伸びた。起き上がるとほかの出店者やお客さんが散乱した本をひとつひとつ掬い上げていた。 黙々ともとの場所へ本を戻す手たちには、急かされ転んでしまった女を心配する余念はない。それより本が安全な場所に収まること が大事らしい。それを書いたのがどんな著者であれ、たとえ駄作であれ、関係なく、本というモノに息遣いを感じ、共通の子供のように守っている。なにがあっても、子供は傷つけてはいけない。なりふりかまわない気骨なやさしさがあった。本を守るあたたかい手。 あれは天使の手なんじゃないだろうか。」 『HOUTOU』宗沢香音 放蕩書店
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月刊 宗澤香音 vol.1
¥550
宗澤香音の同人誌です 一冊まるまる宗澤香音で構成されております。 小説とエッセイ、占いが載っております。 A5サイズ/21頁
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大転落/イーヴリン・ウォー
¥924
「あなたも学校の先生におなりで.猥褻行為で退学の学生さんは大半がそうですから」.学友の乱痴気パーティに巻きこまれ,あげくに放校処分をくらってしまったポール・ペニフェザー君.わけ知り顔の門番の言葉におくられ,教職斡旋所の門をくぐるが…….かくして我らが主人公の多事多難な人生航路が始まる.抱腹絶倒の滑稽小説.
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愛されたもの /イーヴリン・ウォー
¥660
高度な遺体修復術に,どんな死に方でもお任せください――ハリウッドの葬儀産業を舞台に,男と女・生者と死者・ヨーロッパとアメリカが繰り広げる〈愛〉の物語.「神経のタフな読者へ」とウォー(1903-66)が贈る「死を忘ることなかれ(メメント・モリ)」は,暗喩と引用を巧みに織り込み,鋭いユーモアの奥に深い余韻を残す.
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絶望図書館/編・頭木弘樹
¥924
SOLD OUT
気持ちが落ち込んで、どうしようもない。はげましの言葉も心に届かない。そんなときは、絶望図書館を訪れてみよう。そこには世界中からさまざまなジャンルの物語が集めてある。せつない話、とんでもない話、どきりとする話などなど。すべて、絶望した気持ちに寄り添ってくれるものばかり。今の気持ちにぴったりな物語がきっと見つかる。こんな図書館も世の中にひとつくらいはあっていいだろう。 第1閲覧室「人がこわい」(おとうさんがいっぱい(三田村信行) 最悪の接触(筒井康隆) 車中のバナナ(山田太一)) 第2閲覧室「運命が受け入れられない」(瞳の奥の殺人(ウィリアム・アイリッシュ) 漁師と魔神との物語(『千一夜物語』より) 鞄(安部公房) 虫の話(李清俊)) 第3閲覧室「家族に耐えられない」(心中(川端康成) すてきな他人(シャーリィ・ジャクスン) 何ごとも前ぶれなしには起こらない(キャサリン・マンスフィールド)) 第4閲覧室「よるべなくてせつない」(ぼくは帰ってきた(フランツ・カフカ) ハッスルピノコ(『ブラック・ジャック』より)(手塚治虫)) 閉架書庫 番外編―入れられなかった幻の絶望短編
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貝がら千話の鳥の話/モノ・ホーミー
¥770
SOLD OUT
生活に追われていると目の前の信号機に反応して進むだけの日々となるけれど、視線を逸らした先にある樹木の皮一つ取ったって同じ柄をしているものはなく、その辺りを遊んでいる鳥たちもしかり。同じものは一つとしていないのに、活字という記号になるとみんな画一的な「鳥」になってしまう。「鳥」というのっぺりとした一羽を本書は鳥のフォントを手書きにして羽ばたかせることで、また人間ではない視点で物事を描くことで、私を立ち止まらせてくれた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー リトルプレス『貝がら千話』から、鳥の登場するお話を選びました。『貝がら千話の猫の話』につづく、いきものシリーズの2作目です。 単行本にまだ収録されていないお話を含む、19編を収録。鳥と鳥の字は描き下ろしです。 ※『するべきことは何ひとつ』(さりげなく)と『これがおばけの考えです 貝がら千話選集』(タバブックス)に収録されている作品は含まれていません。 著:モノ・ホーミー 文庫サイズ・58ページ 初版150部 2023年9月10日発行 (引用元URL:https://www.instagram.com/p/CwrW39pvHWj/)
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菊池寛に灰皿を/平沢二拍+荻田洋文
¥1,100
SOLD OUT
[あらすじ] 文藝春秋の創始者であり「文壇の大御所」と呼ばれた菊池寛。 彼は昭和の偉人であると同時に、昭和の奇人である。数々の逸話が残されているが、なかでもとりわけインパクトのあるエピソードは「愛煙家だったが灰皿を使う習慣がなく、自宅が煙草の焼け焦げだらけだった」というもの。 「どうして誰も菊池寛に灰皿をあげなかったのでしょうね。ここはひとつ我々で選んであげてはどうでしょう?」 令和の奇人である「古書自由」萩田洋文氏から、そのようなカーブボールを投げかけられた私は、菊池寛へ贈る灰皿を探しに東京を彷徨っていたのだが――。 [目次] 1章 ショート・ショート・トリップ 萩田洋文 菊池寛に灰皿を選んであげるのはどうでしょう かの文藝春秋の創始者として名を馳せる偉人 灰皿なんかなんぼあってもいいですからね 今までみたことのない数の灰皿が並んでいた 小売店ウィンドウの設置代金が六圓六十銭 『菊池寛に灰皿を』の表紙 2章 あらかじめ失われた旅人 平沢二拍 雑司ヶ谷の旧宅跡から告別式をした護国寺へ 小石川のテニスコートと團平坂に眠る白鳥の歌 見え隠れする文豪を追い坂道を行ったり来たり 金魚たちは失われていくが世界一の孔子像は健在 東京交通会館のアンテナショップで理性崩壊する ニュー鳥ぎんの焼き鳥とカフェーパウリスタ珈琲 [収録(言及)スポット] シュベール新大久保店/Kagaya/高松市立中央公園/ペコちゃんmilkyドーナツ 目白駅店/雑二ストアー/料亭跡 寛/雑司ヶ谷 菊池寛旧宅跡/護国寺/竹早テニスコート/石川啄木終焉の地 歌碑・顕彰室/フランス大衆食堂ブイヨン小石川/大塚仲町 大黒湯/こんにゃくえんま商店街/鳳明館/樋口一葉菊坂旧居跡/宮沢賢治下宿跡/喫茶・中国茶 金魚坂/東京大学総合研究博物館/インターメディアテク/世界最大の孔子像 湯島聖堂内/大学最中 本郷三原堂/東京交通会館/スパゲッティ ジャポネ/barルパン/ニュー鳥ぎん/カフェーパウリスタ [書誌情報] タイトル:菊池寛に灰皿を 著者:平沢二拍+萩田洋文 出版社:Nuts Book Stand 刊行日:2025年7月27日 判型:A6文庫判/ZINE 頁数:60P (参考URL”https://note.com/nutsbookstand/n/n31b478468710)
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【未明の読書会】8/31「美濃」小島信夫【夕凪文具店】
¥1,500
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【未明の読書会】8/31「美濃」小島信夫 【夕凪文具店】 小島信夫オタクの中でもひときわ著者の個性が凝縮されているといういわれの、本著は著者自身の分身とおぼしき小説家・古田信次が、郷里岐阜に住む詩人・篠田賢作に自分の年譜の作成を頼むところからはじまります。え? 今自分で、あらすじをサイトから引用してみましたが、実際よくわからない小説です。わからなさを皆さんで、嗜好してみませんか? 日時:8月31日(日)14時から16時 参加費:1500円 会場:書肆 海と夕焼 / 夕凪文具店(東京・分倍河原) (東京都府中市片町3-14-3) 決済方法:放蕩書店ツーハンBASE 主催:放蕩書店 詳細: 【イベント会場と日時をお間違えのないようお気をつけください】 紳士、淑女、ご主人さまのみなさん、お茶とお菓子を楽しみながら「読み」 を深めませんか? 未明の読書会は議論OK! 実直で危険な読書会です。一般的な読書会で暗黙 の了解になっている「相手を否定してはダメ」や「話し過ぎてはダメ」を 一旦取り払って、文学、人文学、科学、考古学など、参加者のアイデンティ ティをもとにみなさんで議論を敷衍させ作り上げていく、新感覚の“未明”の読書会です。これから勉強したい、自分のインプットした知識を話す練習をしてみたいという方にもおすすめの読書会です。 ※読書会と銘打っていますが、合評会に近いイメージかもしれません。ご主人さまたちの議論が白熱し過ぎるときは、メイド(主催者)が止めに入りますのでご安心ください。 【読書会の形式】 ・事前に課題本を6割以上、読了してきてください。 ・課題本の好きなところ、「いいな」と思ったところ【3箇所】に付箋を貼 る、または書き抜きをしてきてください。 ・当日は参加者一人ずつ、課題本の好きなところをローテーションで発表し ていただきます。(その際、感想をお話いただきますが、しっかりしたものでなくても大丈夫です。読書会のあいだになぜその文章が気になったのかわかるかも) 受付:参加費は放蕩書店通販BASE上にて事前決済(URL:https:// houtobooks0.kawaiishop.jp/←個別のURLを入れる) ・お菓子は各自持ち寄りで、わちゃわちゃやりましょう! お茶のご用意もあ ります。気張らず、遊びに来てください! ・購入と同時にデジタルコンテンツがダウンロードできます。おまけの放蕩 ちゃんの写真です。併せてお楽しみください。 photo by 高橋侑也 (IG @yama_of_iyama) https://www.instagram.com/yuya_of_iyama/ 注意事項 : ・イベント当日に、自然災害の発生やその懸念、その他事態により、本会の運営継続が困難であると主催者が判断した場合は、予告なく、イベントを中止する場合があります。 ・上記の場合、参加料はBASEを通して返金されます。 問い合わせ先 :放蕩書店 mail : [email protected] ※不明点、ご相談などございましたら、お気軽にお尋ねください。
